2012/01/05 04:05:48
2012年、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
昨年の一月からはじめた「つながり食堂」ですが立ち止まってました。
協力してくださるおかげで、完成できるカタチ。
感謝の気持がいっぱいになるほど、
「このままじゃダメだぁ・・・。」 ふかーく、ふかーく 考え出し

熟睡。
で
少しずつですが、BOOKとは別に企画書用を作成しはじめました。
文章力がないので、視覚的につたわるように、レイアウトに文章をはめて。
こちらもまたブログでご紹介してゆきます・・・。
1組3~4ページずつ。「つながりストーリー」と「レシピ」にて構成。
世の中が、つながりや絆を意識しだし、自分のつくるものが必要ないかも・・・。と
考えたりしましたが、自然にまかせて出来るところまで続けます。
『食べることは生きること。』
食に特化した「つながり」ですが、よかったら 心までお腹いっぱい『つながり食堂』OPENしました。 をご覧ください。
「ぼーっ」 と子供がみても楽しいカタチになればいいなぁ・・・。と KiiT
----------------------------------------------------------------------------------
NO.15 『大東さん家の優しい時間』 完成! 10Pに収まらなかったので20Pにて作成
表紙

玄関を入ると心地良い音楽がながれてくる。 Things Have Changed Feat. Pismo(YouTubeにあったのでアップ)
Lanson NOBLE CUVEE ランソン ノーブル・キュヴェ(シャンパン)の木箱がさりげなくキッチンにあったり
センスが伺える空間。
1P 

今回ご協力してくださったのは、仕事でお会いした大東さん。
撮影後「つながり食堂」の話をすると「うちの嫁さんパティシエだったから、聞いてみるよ。」
社交辞令で返答してくださったかと思えば、本当にご登場、おじゃまさせていただきました。
メロンパンを作ってくださったのは紗江さん。顔がちっちゃくて、モデルさん以上にキレイ
テーブルには手作りのクッキーが置いてあり、朝食には自家製食パン。
「子育てが落ち着いたら、自転車や車にのって時間販売したい。」と、紗江さん。
以前はホテルや、ケーキ屋さん、パン屋さんにて働いていたこともあり、味は本物だ。
お手伝いをしてくれたのは、お姉ちゃんのゆいかちゃん。
お父さんと瓜二つなのは3才のつむぐちゃん。
2P_3P 

メロンパン作り。
洗い物まで、何も言わなくてもお手伝いしてくれる。
4P_5P 

「そうそう、上手だね、ゆいか」
「お砂糖だけ食べるのやめなさい
」紗江さん。
「いいえがとれますなぁ」お父さん。
ゆいかちゃんをみる時の顔はとって置きの顔になるのだそう。
6P_7P 

家庭でも出来る本物の味、メロンパン。
「どれが、ゆいかちゃんのつくったメロンパンかな?」
「これとこれ、これもゆいかちゃん」
「かんせーい♪」パシャ

8P_9P 

つむぐちゃんと大東さん
「家族のことで心象風景はありますか?」とお伺いすると
つむぐは生まれて一日目、肺に水がはいり大きな病院へ搬送され、集中カプセルで三週間の入院。
お仕事は一週間、休暇をとり、冷凍した母乳を病院にとどけ、それを看護婦さんが解凍して飲ます。
ゆいかちゃんと一日に何往復もしたそう。「病室へは届ける人しか入れないので、ゆいかは外で一人待っててね。」
10P_11P 

「お父さんおうちで初めてこんなんするね。休みの日には横になってテレビみて寝てるから」
エグゼクティブシェフの大東さん。毎日、忙しくて休みも少なくほとんど家にいない。
いつも終電で帰宅、子供達と朝にあうぐらいで寝ていて顔をあわさないことも。
包丁を包丁の背中でとぐ「これ結構かわるんですよ」
そういえば、包丁の背中に磨りあとがある。
包丁の背中でオリーブオイルを垂らす。
「まぜながら入れると分離しないんですよ。」
「しゃしゃしゃ、しゃかしゃかしゃかしゃか・・・。
」
「まぜるからもっといてよ。」
「そうそう、そうそう。」
「しゃかしゃかしゃ。
」
お父さんの手をじっとみつめるゆいかちゃん。
「お父さんみたいにまぜて」
「そうそうそう、上手じょうず。」
「ゆいか、味みしてもらわなきゃ。」
さっきまでメロンパンの砂糖をなめていたゆいかちゃん、マヨネーズをなめると。泣き出しそうな顔に
「ゆいか皮をこうしてむいて」
「おっできるやん」
一つずつ優しいプラスの言葉。
12P_13P 

お手伝いをしてくれた ゆいかちゃん。
マヨネーズをまぜながら
『まよねーずつっくりーましょ・・・・~
(作詞作曲ゆいかちゃん。)』歌う。
海賊体操『よこよこひらいてパチン、よこよこ開いてパチン、よこよこ、およげない。
』と、戯けては、みんなを楽しませてくれる。
お父さんお母さんからは思わずこぼれる笑顔
ゆいかちゃんはお母さんが大好き。
「つむぐが生まれるとき、帝王切開でお母さんが一週間入院したけど、おりこうさんで」
「お母さんが席を立つだけでも泣いていた子なのに、この時だけは、病院で一度も泣かなくて、
お見舞いに行ってもお母さんとちょっと遊んだら、バイバイって笑って手をふって、病院の外に出たら「わぁー」って泣き出してね」
「日頃はお母さんとしかだめなんだけど、そのときはお父さんと寝ようねって言ったら、一緒に寝たよ」と、お父さん。
14P_15P 

冷蔵庫で、かいわれを見付ける
「ゆいか、これで髪の毛つける?」と、お父さん
「クローバーみたい。幸せな感じでいいね。」と、お母さん
「かんせーい♪」パシャ

16P_17P 

「めろめろパーンチ!」パシャ

そして、レシピの記入中・・・。
注目はかわいくラッピングされたメロンパンとクッキー。
袋の中はレースペーパーと、茶紙。カラフルな紐でむすび、裏面にシール。
味だけでなく、手に届ける所まで気配り、紗江さんの優しい演出がされている。
よく小さなメロンパンをつくってはご近所へお裾分けをするのだそう。
18P_19P 

何日も休みがとれない事もある大東さん。
「こっくり、こっくり・・・。
」大東さんと、ゆいかちゃん。
ベランダからは日差しが降り注ぎ気持のいい空間。
「こういうことがないと、きっと公園いっておわりだったから・・。」と、言ってくださった紗江さんと大東さん。
貴重なお時間を本当にありがとうございました。
20P 

「一流とか本物とかどういう人のことをいうと思いますか?」聞いてみた。
「ぼくはまだ一流だと思ってないので、一流の人のことはわからないですけど
常にお客さんのことを考えてやってゆくからすごくきついんですよね、それでも苦悩して、研究してやってゆく・・・。」
自信たっぷりで優雅な空気を醸し出す大東さんが少しだけ人間的な部分を話してくださった。
「もともと、料理がないとなんにもないボケっとした男の子だったんです。」
「性格はネガティブで料理つくってだすたんびに「おいしくないな」と思ってると勝手にきめつけたりしてね。」と話す。
今では、30人ほどのスタッフを統括し、お客さんのニーズやリクエストに最善をつくす。
「料理だけみているわけにいかないから、表のホールスタッフの事とか、毎日きついよ。
レストランは、お客さんに出すまでに、いろんな人が係る。
料理の仕込み、オーダーを通す、調理、出す(タイミング)、説明の仕方、
トータルに満足のゆくものを目指すけれど、すべて自分の描いてるようにならいから、
一人でできればらくなんだけどね。」
「たとえば、小さなレストラン二組、三組のお客さんしか入らないところで
二人ほどのスタッフで、すべてをやれるなら、ストレスも軽減されるかな、
やったらやったで、同じような大変さがあって結局、楽になるわけでないだろうけど」
「ストレス解消は、仕事の事を考えずに、自分だけの時間をもつようにしている。
家庭では愚痴るのも暗い顔を見せるのも嫌だし、明るい顔をしなきゃならないのも嫌だし。
話して解決されることでないしね。」
「ゴルフでもやってストレス解消しょうかな?」と笑う。
裏表紙 
今にも笑いながら駆け出しそう。
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『三週間後にはブログにアップしてるかと思います。』と手をふってから半年がたってしまいました。
メールで言い訳できない状況でしたが、優しく『応援してます。』と大東さんと紗江さん。
寛大な対応に、心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。
ブックのお届けは1月15日頃、もうしばらくお待ちください。 KiiT
KiiT WEB
昨年の一月からはじめた「つながり食堂」ですが立ち止まってました。
協力してくださるおかげで、完成できるカタチ。
感謝の気持がいっぱいになるほど、
「このままじゃダメだぁ・・・。」 ふかーく、ふかーく 考え出し



で

文章力がないので、視覚的につたわるように、レイアウトに文章をはめて。
こちらもまたブログでご紹介してゆきます・・・。
1組3~4ページずつ。「つながりストーリー」と「レシピ」にて構成。
世の中が、つながりや絆を意識しだし、自分のつくるものが必要ないかも・・・。と
考えたりしましたが、自然にまかせて出来るところまで続けます。
『食べることは生きること。』
食に特化した「つながり」ですが、よかったら 心までお腹いっぱい『つながり食堂』OPENしました。 をご覧ください。
「ぼーっ」 と子供がみても楽しいカタチになればいいなぁ・・・。と KiiT
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NO.15 『大東さん家の優しい時間』 完成! 10Pに収まらなかったので20Pにて作成




玄関を入ると心地良い音楽がながれてくる。 Things Have Changed Feat. Pismo(YouTubeにあったのでアップ)
Lanson NOBLE CUVEE ランソン ノーブル・キュヴェ(シャンパン)の木箱がさりげなくキッチンにあったり
センスが伺える空間。



今回ご協力してくださったのは、仕事でお会いした大東さん。
撮影後「つながり食堂」の話をすると「うちの嫁さんパティシエだったから、聞いてみるよ。」
社交辞令で返答してくださったかと思えば、本当にご登場、おじゃまさせていただきました。
メロンパンを作ってくださったのは紗江さん。顔がちっちゃくて、モデルさん以上にキレイ

テーブルには手作りのクッキーが置いてあり、朝食には自家製食パン。
「子育てが落ち着いたら、自転車や車にのって時間販売したい。」と、紗江さん。
以前はホテルや、ケーキ屋さん、パン屋さんにて働いていたこともあり、味は本物だ。
お手伝いをしてくれたのは、お姉ちゃんのゆいかちゃん。
お父さんと瓜二つなのは3才のつむぐちゃん。



メロンパン作り。
洗い物まで、何も言わなくてもお手伝いしてくれる。



「そうそう、上手だね、ゆいか」
「お砂糖だけ食べるのやめなさい

「いいえがとれますなぁ」お父さん。
ゆいかちゃんをみる時の顔はとって置きの顔になるのだそう。



家庭でも出来る本物の味、メロンパン。
「どれが、ゆいかちゃんのつくったメロンパンかな?」
「これとこれ、これもゆいかちゃん」
「かんせーい♪」パシャ





つむぐちゃんと大東さん
「家族のことで心象風景はありますか?」とお伺いすると
つむぐは生まれて一日目、肺に水がはいり大きな病院へ搬送され、集中カプセルで三週間の入院。
お仕事は一週間、休暇をとり、冷凍した母乳を病院にとどけ、それを看護婦さんが解凍して飲ます。
ゆいかちゃんと一日に何往復もしたそう。「病室へは届ける人しか入れないので、ゆいかは外で一人待っててね。」



「お父さんおうちで初めてこんなんするね。休みの日には横になってテレビみて寝てるから」
エグゼクティブシェフの大東さん。毎日、忙しくて休みも少なくほとんど家にいない。
いつも終電で帰宅、子供達と朝にあうぐらいで寝ていて顔をあわさないことも。
包丁を包丁の背中でとぐ「これ結構かわるんですよ」
そういえば、包丁の背中に磨りあとがある。
包丁の背中でオリーブオイルを垂らす。
「まぜながら入れると分離しないんですよ。」
「しゃしゃしゃ、しゃかしゃかしゃかしゃか・・・。

「まぜるからもっといてよ。」
「そうそう、そうそう。」
「しゃかしゃかしゃ。

お父さんの手をじっとみつめるゆいかちゃん。
「お父さんみたいにまぜて」
「そうそうそう、上手じょうず。」
「ゆいか、味みしてもらわなきゃ。」
さっきまでメロンパンの砂糖をなめていたゆいかちゃん、マヨネーズをなめると。泣き出しそうな顔に

「ゆいか皮をこうしてむいて」
「おっできるやん」
一つずつ優しいプラスの言葉。



お手伝いをしてくれた ゆいかちゃん。
マヨネーズをまぜながら
『まよねーずつっくりーましょ・・・・~

海賊体操『よこよこひらいてパチン、よこよこ開いてパチン、よこよこ、およげない。

お父さんお母さんからは思わずこぼれる笑顔

ゆいかちゃんはお母さんが大好き。
「つむぐが生まれるとき、帝王切開でお母さんが一週間入院したけど、おりこうさんで」
「お母さんが席を立つだけでも泣いていた子なのに、この時だけは、病院で一度も泣かなくて、
お見舞いに行ってもお母さんとちょっと遊んだら、バイバイって笑って手をふって、病院の外に出たら「わぁー」って泣き出してね」
「日頃はお母さんとしかだめなんだけど、そのときはお父さんと寝ようねって言ったら、一緒に寝たよ」と、お父さん。



冷蔵庫で、かいわれを見付ける
「ゆいか、これで髪の毛つける?」と、お父さん
「クローバーみたい。幸せな感じでいいね。」と、お母さん
「かんせーい♪」パシャ





「めろめろパーンチ!」パシャ


そして、レシピの記入中・・・。
注目はかわいくラッピングされたメロンパンとクッキー。
袋の中はレースペーパーと、茶紙。カラフルな紐でむすび、裏面にシール。
味だけでなく、手に届ける所まで気配り、紗江さんの優しい演出がされている。
よく小さなメロンパンをつくってはご近所へお裾分けをするのだそう。



何日も休みがとれない事もある大東さん。
「こっくり、こっくり・・・。


ベランダからは日差しが降り注ぎ気持のいい空間。
「こういうことがないと、きっと公園いっておわりだったから・・。」と、言ってくださった紗江さんと大東さん。
貴重なお時間を本当にありがとうございました。



「一流とか本物とかどういう人のことをいうと思いますか?」聞いてみた。
「ぼくはまだ一流だと思ってないので、一流の人のことはわからないですけど
常にお客さんのことを考えてやってゆくからすごくきついんですよね、それでも苦悩して、研究してやってゆく・・・。」
自信たっぷりで優雅な空気を醸し出す大東さんが少しだけ人間的な部分を話してくださった。
「もともと、料理がないとなんにもないボケっとした男の子だったんです。」
「性格はネガティブで料理つくってだすたんびに「おいしくないな」と思ってると勝手にきめつけたりしてね。」と話す。
今では、30人ほどのスタッフを統括し、お客さんのニーズやリクエストに最善をつくす。
「料理だけみているわけにいかないから、表のホールスタッフの事とか、毎日きついよ。
レストランは、お客さんに出すまでに、いろんな人が係る。
料理の仕込み、オーダーを通す、調理、出す(タイミング)、説明の仕方、
トータルに満足のゆくものを目指すけれど、すべて自分の描いてるようにならいから、
一人でできればらくなんだけどね。」
「たとえば、小さなレストラン二組、三組のお客さんしか入らないところで
二人ほどのスタッフで、すべてをやれるなら、ストレスも軽減されるかな、
やったらやったで、同じような大変さがあって結局、楽になるわけでないだろうけど」
「ストレス解消は、仕事の事を考えずに、自分だけの時間をもつようにしている。
家庭では愚痴るのも暗い顔を見せるのも嫌だし、明るい顔をしなきゃならないのも嫌だし。
話して解決されることでないしね。」
「ゴルフでもやってストレス解消しょうかな?」と笑う。



今にも笑いながら駆け出しそう。

-----------------------------------------------------
『三週間後にはブログにアップしてるかと思います。』と手をふってから半年がたってしまいました。
メールで言い訳できない状況でしたが、優しく『応援してます。』と大東さんと紗江さん。
寛大な対応に、心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。
ブックのお届けは1月15日頃、もうしばらくお待ちください。 KiiT

