2012/07/21 06:25:35
☆K i i T写真講座☆ 「ホワイトバランスで表情を!」
「ホワイトバランスで表情を!」イメージ写真を撮影してみましょう!


「サンタさん来ないかなぁ」なんて


はい!質問です。
こちらのホワイトバランス設定はなんでしょう?
「ピンポンピンポンピンポ〜ン」ハナマルです。
答は「晴天日陰マーク」正解です!
ホワイトバランスについては、
【「色について」色温度です。】前回の授業をご覧ください。
では、こちらをご覧いただいた方には特別に
撮影ライティングも教えちゃいます。
メインの光は自然光、そこへロウソクの光と同じ色味の光を持ってくる。
クリスマスツリーのライト登場!(ホームセンターで500円ぐらい)
さらに見せます!種あかし
左手前にグラス。
右の光は、テーブルに映りこんだライト。
左の窓から自然光、白いカーテンで光をやわらかくし、いらない光は黒い布でカットしてます。
目で見て水面にも光が入ってキレイ?四隅まで、見てみてみて!
心のレンズもつけて!
キレイだったら、シャッターを押すだけ!
ピントをグラスにすると、右側の映りこんだ光は自然に幻想的な表情を見せてくれます。
こちらは、失敗例。光の強さにバランスをよく見てね。
左上にあるクリスマスツリーのライト。直接の光源がトリミングに入り。
一つ強すぎるので、視線が落ち着かない。窮屈にみえませんか?
この場合だと、同じ柔らかい光(テーブルに映りこんだ光)だけでトリミングをすると、
感情移入しやすい絵になりますよ〜。


と、ここで終わるつもりでしたが、
色とフィルターの事が出ましたので、もう少し!
【光の三原色、加法混合(かほうこんしょく)】について!
人間の見える光の色は、R G B ほぼ、この3つの原色からなりたちます。
Red(赤)
Green(緑)
Blue(青)
3つの単色を混ぜると真ん中は白になります。
リバーサルフィルムの時は、フィルターワーク(フィルターを使って色温度変換、補正)が必需でしたので
光源の色に応じた補色フィルターをかけ、白いものは「白」色に、補正。
フィルム時代は補色が頭にないと、仕事出来ません。
補色を図表で見ると(補色とは、正反対に位置する色。混ぜ合わせると無彩色になる色のこと。)
【R赤とCシアン】
【G緑とMマゼンタ】
【B青とYイエロー】 と、なります。
画像処理では
肌(赤色)の赤色成分に対して、
補色のシアンを下げるとくすみが取れるなど。
他にも、応用で使えることが多いですので
【光の三原色】頭の片隅においといて損はないです。
ついでに!
色収差についても、少しご説明。
ほとんどの光は、単色でなく混ざっております。
長波長(色温度が低い光)と短波長(色温度が高い光)
光の波長によってレンズの屈折率が異なり、
焦点距離がズレる為、画像がずれたり、ボケた写真になることがあります。
この場合は色収差補正をカメラで設定すると軽減されます!
(焦点距離とはレンズの中心から撮像素子までのこと。)
ちなみに、色料、インクや絵の具などは、
【色の三原色 減法混色(げんぽうこんしょく)】 と言い
こちらは、C(シアン)M(マゼンタ)Y(イエロー)の三色。
混ぜると、真ん中は黒に!
駆け足でしたが、大丈夫ですか?
色については、深く追求すると、迷走しますので、このあたりでサラッと流しま〜す。
K i i T








はい!質問です。
こちらのホワイトバランス設定はなんでしょう?
「ピンポンピンポンピンポ〜ン」ハナマルです。
答は「晴天日陰マーク」正解です!
ホワイトバランスについては、
【「色について」色温度です。】前回の授業をご覧ください。
では、こちらをご覧いただいた方には特別に
撮影ライティングも教えちゃいます。
メインの光は自然光、そこへロウソクの光と同じ色味の光を持ってくる。
クリスマスツリーのライト登場!(ホームセンターで500円ぐらい)


左手前にグラス。
右の光は、テーブルに映りこんだライト。
左の窓から自然光、白いカーテンで光をやわらかくし、いらない光は黒い布でカットしてます。
目で見て水面にも光が入ってキレイ?四隅まで、見てみてみて!
心のレンズもつけて!
キレイだったら、シャッターを押すだけ!
ピントをグラスにすると、右側の映りこんだ光は自然に幻想的な表情を見せてくれます。

左上にあるクリスマスツリーのライト。直接の光源がトリミングに入り。
一つ強すぎるので、視線が落ち着かない。窮屈にみえませんか?
この場合だと、同じ柔らかい光(テーブルに映りこんだ光)だけでトリミングをすると、
感情移入しやすい絵になりますよ〜。



と、ここで終わるつもりでしたが、
色とフィルターの事が出ましたので、もう少し!
【光の三原色、加法混合(かほうこんしょく)】について!
人間の見える光の色は、R G B ほぼ、この3つの原色からなりたちます。



3つの単色を混ぜると真ん中は白になります。

リバーサルフィルムの時は、フィルターワーク(フィルターを使って色温度変換、補正)が必需でしたので
光源の色に応じた補色フィルターをかけ、白いものは「白」色に、補正。
フィルム時代は補色が頭にないと、仕事出来ません。
補色を図表で見ると(補色とは、正反対に位置する色。混ぜ合わせると無彩色になる色のこと。)
【R赤とCシアン】
【G緑とMマゼンタ】
【B青とYイエロー】 と、なります。
画像処理では
肌(赤色)の赤色成分に対して、
補色のシアンを下げるとくすみが取れるなど。
他にも、応用で使えることが多いですので
【光の三原色】頭の片隅においといて損はないです。
ついでに!
色収差についても、少しご説明。
ほとんどの光は、単色でなく混ざっております。
長波長(色温度が低い光)と短波長(色温度が高い光)
光の波長によってレンズの屈折率が異なり、
焦点距離がズレる為、画像がずれたり、ボケた写真になることがあります。
この場合は色収差補正をカメラで設定すると軽減されます!
(焦点距離とはレンズの中心から撮像素子までのこと。)
ちなみに、色料、インクや絵の具などは、
【色の三原色 減法混色(げんぽうこんしょく)】 と言い
こちらは、C(シアン)M(マゼンタ)Y(イエロー)の三色。
混ぜると、真ん中は黒に!
駆け足でしたが、大丈夫ですか?
色については、深く追求すると、迷走しますので、このあたりでサラッと流しま〜す。
K i i T
2012/07/21 06:19:59
第二章「撮影してみよう!」
「色について」色温度です。
光の色がわかれば、幻想的な世界を意図的につくれます。
カメラまかせから卒業しましょう!
つくりたいイメージが沸けば、あとは技術を身につけるだけ!
一足さきに、ホワイトバランスまで、いきます。
覚悟してくださいね




Point
色温度(いろおんど)
色温度とは「光の色から求める温度」
普段の生活で光の色を意識したことありませんか?
真っ赤な夕焼け、レストランのあたたかい照明など、
光源によって様々な色があります。
色の違い、色合いは、色温度(いろおんど)で表すことが出来ます。
色温度が低いと赤っぽく、色温度が高いと青味を帯びます。



Point
色温度の単位は K (ケルビン)

人間の目は、優れており、光源によって異なる光の色に合せ、白い物は「白」と認識します。
〜補足〜過信しすぎないように、環境の光に慣れると、間違った補正がかかることもあります。〜
カメラの場合は、WB(ホワイトバランス)により
人間の目(ヒトが感知している色情報)を基準とした色彩補正、白い物は「白」として写す事ができます。
では!どんな色があるか探索してみましょう!
ホワイトバランスは、人間の目に近い状態の「太陽マーク」に固定し比較してみましょう。
色温度の図表でいうと「太陽マーク」は「5500K」
ロボットくんをつれて「いってきまーす
」

【黄色とオレンジ】・・・左から、ダウンライトの光
【緑っぽい】・・・・・・蛍光灯(昼白色/5000K)の光
【青い】・・・・・・・・右、曇天の自然光


Point
ホワイトバランスを光源にあわすと色は補正されニュートラルに!
(白い物は「白」に補正)

左の写真は、図表で言うと3000K。電球マークに設定し撮影。
赤いダウンライトの光が補正され、白いものは「白」にうつります。
右の写真も同じく光源にあわせて撮影。
蛍光灯(昼白色/5000K)に設定したもの。
こちらも、補正され、白いものは「白」にうつる。
さて、ここからが本題です!
比べてみてどうでしょう?
右の写真は、上手く補正されスッキリと違和感のない色になりました。
それに対して、左の写真。雰囲気なくなりすぎましたね。
ちなみに、こちらの光源にあわす補正方法は、
AWB(オートホワイトバランス)と同じこと。


Point
好みでサジ加減!AWBとWBを使いこなしましょう。
シュチエーションによっては、カメラまかせのAWB(オートホワイトバランス)でなく
意志を持ってホワイトバランスを設定すると、大きく表現の幅は変わります
さらに、白いものは「白」にするだけではもったいない。
「個性的な表現」をしたければ、カラーフィルター変わりにも使うことも!
その場合のフィルター色はこちら



【青みを帯びた景色】・・・左の写真、曇天の光ですが、図表 3000K 電球マークで撮影。
【赤味を帯びた空】・・・・右の写真、同じく、曇天の光ですが、図表 8000K 晴天日陰マークで撮影。

ニュートラルも含めて3枚を比較してみました。
左から【電球マーク】
真ん中【曇天マーク又はAWB】こちらが、ニュートラルになります。
右【晴天日陰マーク】
どうでしょう?
同じシチュエーションなのに、雰囲気は随分変わります。
たとえば、夕焼け空をAWB(オートホワイトバランス)に設定すると、白くなり、色味が少ない写真になります。
そんな時は、上の要領で赤味のあるWB(ホワイトバランス)フィルターをかけると、
夕焼け空は、鮮やかな色表現が出来ます。
また、滝や、川など、風景写真では青味のあるフィルターをかけると、神秘的なイメージになることも!


本日のおさらい
光の色がわかれば、幻想的な世界を意図的につくれます。
カメラまかせから卒業しましょう!
K i i T
「色について」色温度です。
光の色がわかれば、幻想的な世界を意図的につくれます。
カメラまかせから卒業しましょう!
つくりたいイメージが沸けば、あとは技術を身につけるだけ!
一足さきに、ホワイトバランスまで、いきます。
覚悟してくださいね






色温度(いろおんど)
色温度とは「光の色から求める温度」
普段の生活で光の色を意識したことありませんか?
真っ赤な夕焼け、レストランのあたたかい照明など、
光源によって様々な色があります。
色の違い、色合いは、色温度(いろおんど)で表すことが出来ます。
色温度が低いと赤っぽく、色温度が高いと青味を帯びます。




色温度の単位は K (ケルビン)

人間の目は、優れており、光源によって異なる光の色に合せ、白い物は「白」と認識します。
〜補足〜過信しすぎないように、環境の光に慣れると、間違った補正がかかることもあります。〜
カメラの場合は、WB(ホワイトバランス)により
人間の目(ヒトが感知している色情報)を基準とした色彩補正、白い物は「白」として写す事ができます。
では!どんな色があるか探索してみましょう!
ホワイトバランスは、人間の目に近い状態の「太陽マーク」に固定し比較してみましょう。
色温度の図表でいうと「太陽マーク」は「5500K」
ロボットくんをつれて「いってきまーす


【黄色とオレンジ】・・・左から、ダウンライトの光
【緑っぽい】・・・・・・蛍光灯(昼白色/5000K)の光
【青い】・・・・・・・・右、曇天の自然光



ホワイトバランスを光源にあわすと色は補正されニュートラルに!
(白い物は「白」に補正)

左の写真は、図表で言うと3000K。電球マークに設定し撮影。
赤いダウンライトの光が補正され、白いものは「白」にうつります。
右の写真も同じく光源にあわせて撮影。
蛍光灯(昼白色/5000K)に設定したもの。
こちらも、補正され、白いものは「白」にうつる。
さて、ここからが本題です!
比べてみてどうでしょう?
右の写真は、上手く補正されスッキリと違和感のない色になりました。
それに対して、左の写真。雰囲気なくなりすぎましたね。
ちなみに、こちらの光源にあわす補正方法は、
AWB(オートホワイトバランス)と同じこと。



好みでサジ加減!AWBとWBを使いこなしましょう。
シュチエーションによっては、カメラまかせのAWB(オートホワイトバランス)でなく
意志を持ってホワイトバランスを設定すると、大きく表現の幅は変わります

さらに、白いものは「白」にするだけではもったいない。
「個性的な表現」をしたければ、カラーフィルター変わりにも使うことも!
その場合のフィルター色はこちら




【青みを帯びた景色】・・・左の写真、曇天の光ですが、図表 3000K 電球マークで撮影。
【赤味を帯びた空】・・・・右の写真、同じく、曇天の光ですが、図表 8000K 晴天日陰マークで撮影。

ニュートラルも含めて3枚を比較してみました。
左から【電球マーク】
真ん中【曇天マーク又はAWB】こちらが、ニュートラルになります。
右【晴天日陰マーク】
どうでしょう?
同じシチュエーションなのに、雰囲気は随分変わります。
たとえば、夕焼け空をAWB(オートホワイトバランス)に設定すると、白くなり、色味が少ない写真になります。
そんな時は、上の要領で赤味のあるWB(ホワイトバランス)フィルターをかけると、
夕焼け空は、鮮やかな色表現が出来ます。
また、滝や、川など、風景写真では青味のあるフィルターをかけると、神秘的なイメージになることも!



光の色がわかれば、幻想的な世界を意図的につくれます。
カメラまかせから卒業しましょう!
K i i T
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